今週は『機動戦士ガンダム 水星の魔女』第10話 『巡る思い』が放送されましたので、そちらの感想(ネタバレを含む)と振り返りをしていきたいと思います。
第10話 あらすじ
シャディクとの決闘から二ヶ月。少しずつ軌道に乗り出した株式会社ガンダム。
引用元:機動戦士ガンダム 水星の魔女公式サイトより
事業と学業を両立しながら、スレッタは充実した日々を送っていた。
一方ミオリネは、多忙な社長業に邁進する中、フェンと思いがけない再開を果たす。
目次
『機動戦士ガンダム 水星の魔女』とは
2022年10月から放送開始したアニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』です。ポップなイラストとは裏腹な重めのストーリーで話題の最新ガンダムアニメです。
[スポンサーリンク]『機動戦士ガンダム 水星の魔女』 第10話 巡る思い(ネタバレあり)
冒頭
前回の第9話で『株式会社ガンダム』を賭けて、シャディク率いるグラスレー寮の面々との決闘に勝利したミオリネ・スレッタ以下アーシアン寮の生徒たち。
今回は前回から2ヶ月たったとある日からはじまります。
エアリアルの嫌疑
GUNDフォーマット使用の嫌疑が晴れたエアリアル。納得がいかないサリウス・ゼネリ(シャディクの父)は監査組織カテドラルへ問い詰めるが何も状況は変わらない。
帰りの船の中で、ヴィム・ジェターク(グエルの父)が現れデリングが死ぬことをサリウス・ゼネリへ告げる。
現在の株式会社ガンダムの状況
ミオリネの菜園で野菜の世話をするスレッタと様子を見にきたシャディク。ミオリネが出張のため、野菜の世話を頼まれたスレッタがよろこんで菜園で作業していた。そこへ、様子を見にきたシャディク。もうすぐ、出張からミオリネが帰ってきてエアリアルも修理から帰ってくることを確認すると、溜まっている決闘をしてほしいとスレッタに伝える。
GUNDの義足運用試験
株式会社ガンダムの面々は、順調に事業を進めGUNDの義足運用試験を行うところ。テスターはスレッタ。ベルメリアも参加した義足運用試験は無事成功。
スレッタはその中で冗談をいい、チュチュ達アーシアンの面々もその冗談を笑い和やかに時が過ぎていく。
ミオリネとデリング
出張中のミオリネは、事業報告をするためにデリングの元へ来ていた。細かな確認はあるものの比較的、評価は上々。その帰りに運び屋に偽装したエージェント、フェン・ジュンとグストン・パーチェに久しぶりに出会う。
目的や正体を問い詰め、2人が『宇宙議会連合』の人間だと把握すると『じゃあ、味方になってもらおうかな』と伝えるミオリネ。
グラスレー社の思惑
ヴィム・ジェタークから聞いたデリングの暗殺計画をサリウス・ゼネリがシャディクに伝える。その計画を利用しようと提案するシャディク。リスクと責任を伝えながらも、シャディクの判断に任せるサリウス。
その頃グエルは
ボブと偽名を名乗り、現場仕事をしているグエル。
地球サイド
シャディクから通信を受ける謎の人物。自らをアーシアン(地球人)となのる。シャディクからデリング襲撃の依頼をされるが、渋い返事をする。条件を提示し、クリアできればまた連絡すると答える謎のアーシアン。
通信が終わりシャディクが通信を繋いだ礼を伝える相手は『ニカ・ナナウラ』だった
突然のエラン
野菜の世話のために、ミオリネの菜園に戻るスレッタの元に現れたエラン。ペイル社での用事がすみ、復学することを伝えるとスレッタにデートを申し込む。しかも、ミオリネとスレッタの関係を見透かすような話を切り出しながら徐々にスレッタを追い詰める。
しかし、スレッタが逃げるように去っていく。このエランは実は新しい強化人士だった。
帰ってきたミオリネ
菜園にたどり着くと、見知らぬ業者と一緒にいたミオリネ。スレッタが先ほどエランにあったことをミオリネに伝えると『仲良くしてね。同僚だから』と言われる。
テスター不足を考慮し、エランをスカウトしたと伝えられるスレッタ。自分の必要性がなくなってきたのかと不安を感じ、色々と質問をするスレッタだが、上の空で返事をするミオリネ。
ミオリネがプラント・クエタに準備が完了したエアリアルを迎えにいくと伝えるが、ミオリネの反応に落胆し、失意の底に落ちるスレッタ。二人の思いは擦れ違っていく。
プラント・クエタ
エアリアルが待機するプラント・クエタにデリングがやってくる。それを迎えるのはプロスペラだった。
動き出したシャディク
宇宙船での搬入の仕事についているボブことグエルと他の作業員。センサーに突然現れる機体。現れたのはガンダムタイプのモビルスーツ2機、ルブリス・ウルとルブリス・ソーンだった。『フォルドの夜明け』と名乗り、船を乗っ取られる。
この『フォルドの夜明け』と名乗る部隊は、シャディクがニカを通じて依頼した、アーシアン達だった。そして、シャディクはベネリットグループの解体に動き出す。
『機動戦士ガンダム 水星の魔女』 10話(巡る思い)の感想(ネタバレ含む)
ここ最近の戦闘系ストーリーではなく、また政治パートな回でしたね。タイトルの『巡る思い』の通り、さまざまなキャラクターの思いが交錯していました。
今回の話でベネリットグループは完全に内紛が起こることが確定しましたね。
こんなにも仲が悪かったかな?というくらい、御三家が牽制しあっています。むしろ、デリングはなにもしてない。。。というか、死亡フラグがガンガン立っているようにも見えます。
特に、ミオリネとの事業報告のやりとり。あまりにもスムーズすぎて、フラグにしか見えませんでした。
また、追加要素としては、エラン(4号?)はかなり軽い性格してましたね。一瞬、オリジナルかな?と思いましたが、どうやら性格基準で選ばれた強化人士。しかも、その性格の基準は『オリジナルに近いこと』。
完璧でした
あと、一番不安なのは、スレッタですね。
心の支えともいえるくらいに築かれていたミオリネとの関係に不穏な兆しが。。。しかも、ミオリネは多分そこまでのつもりはなくて、ただただ上の空で話しているだけなのに、どんどん落ち込むスレッタ。ここにきて、コミュニケーション能力の低さが災いします。
あの描写のしかたは闇落ちしそうで怖いですね。
さらに、すでにプラモデルでも紹介されていた機体2機が出てきました!ガンダムルブリスウルとガンダムルブリスソーン。『フォルドの夜明け』と名乗る部隊にいましたね。
どうやらこの2体は敵機としての登場のようです。ただし、パイロットはアーシアン?これはどういう形で『株式会社ガンダム』と絡むのでしょうか?
グエルくんはというとまさかのアルバイト?をしていましたね。心なしか、顔も毒気が抜けたような表情になって穏やかに見えました。
しかし!その仕事の最中、前述した『フォルドの夜明け』に囚われます。さすがグエルくん!
あと2話で彼と本編がどうなるのか?
どちらも目が離せません!
『機動戦士ガンダム 水星の魔女』10話の反応
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